『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』この博士っていったい・・・(^^;

2016-10-23 14.37.35
 10月24日(月)

 晴れ。

「どうしたんですか、コレ?」

「触るなあ!」

「いいじゃないですか。ひと缶くらい」

「そうやって、貴様、この10年間にどれ程の菓子と飲み物をかっさらっていった!」

「持って行っていません」

「嘘をつくなあ!」

 コカコーラのオンラインショップが閉店になるそうなので・・・4ヶ月分くらいのつもりで、あまり売っていない350mlの缶ジュースを買う。
 助手になんかやらんよ?

「こっちを見るな!」



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『ストライクウィッチーズ劇場版』見れば見るほど・・・わからん(^^;

2016-10-21 06.40.20
 10月22日(土)

 くもり。

「明日、働きに来てあげましょうか?」

「要らん!」

 ・・・この助手は、暇になりそうな空気を読んでは、出勤時間を増やそうとするのな(ーー;

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マダニの咬着

マダニ咬着20080626

 一般に“マダニ”と言いますが、この寄生虫には“フタトゲチマダニ”のように数多くの種が存在しており、これらを一つにまとめて“マダニ”という呼び方がされています。
 この寄生虫は、雑草の葉の裏などに潜んでおり、熱や二酸化炭素(つまり、動物の吐く息)に反応して宿主に向かって落下します。感染の時期は暖かい時期全体を通じてという事になるのですが、ノミに比べると涼しい時期によく見つかります。

 マダニの咬着はどの動物でも見つかるのですが、特に多いのはイヌです。一般に1~2匹がイヌの顔や前肢の足先などに付いているのが見つかる程度が普通なのですが、盛夏になると、動きの鈍くなった屋外に繋留されている老犬や病犬に数十~数百という数で大量に寄生しているのが見つかる事があります(写真)。この様な場合、マダニ1匹が吸血する血液量は極少量なのですが、全体として宿主が喪失する血液量はかなりのものになるので、宿主にとって致命的な状態を発生させてしまう場合があります。

 マダニは、コントロールの難しいいくつかの感染症をペットの動物やヒトに伝染す事があるので、気になる飼い主の方には通年の予防が推奨されます。

鞭虫卵

鞭虫卵

 イヌに、“いつまで経っても治らない”慢性下痢を引き起こす寄生虫の卵です。
 通常、繁殖施設の様なイヌの密度の高い場所で発生しますが、当地では、普通に飼育されている民家のイヌが、屋内飼育/屋外飼育を問わずに、感染している場合がある様です。

コクシジウムのオーシスト

犬コクシジウム20160707

 この寄生虫は、いずれの生き物であっても幼若動物で多く遭遇し、その生物の密度が高い場所を汚染します。
 つまり、イヌならば繁殖施設の子犬(販売されている子犬)、ネコならば牛舎や豚舎の出身の子猫が、この寄生虫を保有している事がよくあります。
 最近は、1回の使用でもコクシジウムを駆除出来る事のある、家畜用の効果の高い駆虫薬がイヌやネコにも使用されるようになったので、この寄生虫に遭遇する頻度は激減しました。

耳ダニ

20161021耳ダニ(イヌ)

 耳ダニは、イヌでもネコでも見つかる外部寄生虫ですが、イヌからイヌ、ネコからネコへと伝染り、イヌからネコ、あるいはネコからイヌへ伝染るという感染の仕方をしません。
 つまり、耳ダニは、イヌ同士、ネコ同士の接触のある場所で感染するのが普通です。この感染は、外気温や天候(雨や乾燥)の影響を受けるので、年によって遭遇の多い少ないがあります。

フィラリア陽性犬

20120329ミクロフィラリア

 感染後の年数が経過していないフィラリア感染犬は、直接鏡顕によってミクロフィラリアを検出する事によって診断出来ますが、少数寄生例や年月を経た感染では“オカルト感染”と呼ばれる状態に成るので、この方法では診断が出来なくなります。

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壷形吸虫卵


20161020壷形吸虫

 カエルを食べているイヌやネコの、お腹に湧く寄生虫です。ヘビやトカゲを食べても、感染があるかもしれません。
 当地は周囲が水田だらけの土地のはずですが、意外にもこういう寄生虫との遭遇は珍しいものになる様です。

『SHOW BY ROCK!!』そういえば、僕って塩辛いモノを食べるヒトに見えるんですか?

2016-10-17 16.33.42
 10月18日(火)

 晴れ。

「・・・このロッカーも捨てよう」

「何を言ってるんですか!?あたしが使ってるじゃないですか!」

「要らんだろ?」

「使ってるじゃないですか!どこにお弁当仕舞うんですかあ!」

「冷蔵庫」

「冷めちゃうじゃないですか!」

「電子レンジもあるぞ?」

「とにかく駄目です!」

 ついで仕事で院内にあったスチール製品の廃棄を行おうとするも、助手の大反対に遭い。断念。
 いや・・・留守中に『踊る大捜査線』全部見終わって帰る仕事には、テーブルとパソコンがあれば・・・ねえ?

 1日中暇を噛みしめていた助手、今日の視聴作品は『バトルロワイヤル』全話だったらしい・・・が、5時半で早退すると、さすが連休の後、津波の如き来院が現れ・・・夜8時に終了。

 やつは貧乏神で、疫病神だ。
 居座る限り、仕事なんかやってこん(ーー;

 やっぱ、ロッカーも捨ててくるべきだよね!

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『キカイダーREBOOT』ヒロインが、『文豪ストレイドッグス』読んでますが・・(^^;

2016-10-16 06.31.322016-10-16 06.31.47

 10月17日(月)

 くもり。
 本日休診。

 帰路。
 暇つぶしに、この1週間ほどいじっていたライブドアブログを削除。
 それなりに面白かったけれど、もうそんなに色々ブログに書ける時代ではない気がして・・・なんか、そんな感じ。
 僕の死後、こういう文章や写真って、フリーの素材になっちゃうんですか(^^;
 死ぬ前に、チャンとしとかないといけないのかな?

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『妄想代理人』 なるほど、わからん。

2016-09-06 17.49.34
 9月7日(水)

 晴れ。

「“わがしょうがいにいっぺんのくいなし~”とか言って、ピカーっと、流れ星にでもなりそうな名前だな?」

「そんな事はありません。強く生きていきそうじゃないですか」

「なんだ?“狂える暴凶星・・・”とかいって、周囲のネコどもを抹殺して歩くボス猫にでも成って欲しいのか(^^;」

「そんなの嫌です。はい、先生。ミルクの時間ですよ~」

「自分でやれ!」

 あほ助手は、フィーディングチューブを使って子猫にミルクを飲ます事が出来ない。つまり・・・(ーー;
 拾ってきたネコの世話は、自分でやるものだよね?


 

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鳥類の問題行動

 猛禽類の問題行動といっても、その説明にはインコ・オウム類の問題行動についての解説を理解する必要があり、必要に応じて双方の情報が利用出来なければなりません。
 ここで紹介しているのは、以前に『ハンドレアードとペアレントレアード』というタイトルで書いた、鳥類の問題行動に関する概説の加筆修正版です。
 

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用語解説 cloacolith

 あまり見かける事もない英語ですが、“総排泄腔の石”を“cloacolith”と言います。

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問診の例(緊急性が高い場合)

 “突然元気の無くなったトリ”。つまり、急死しそうなトリが診察室に現れたとします。
 一般の飼い鳥、つまりインコ・オウム類と猛禽類では、同じ様で少し違う事を飼い主の方はたずねられるかもしれません。
 

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『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』 どんどんFateになっていったのな・・・(^^;

2016-07-05 08.36.07
 7月6日(水)

 晴れ。
 蝉時雨の開始。

 役立たずの助手、午前で早退。

 パルボン出戻り、もうトリブリッセンとかは、名実共に時代じゃないのかなあ・・・。バイコックス注文。

 夕方になると、熱中症の患者が現れる様になり・・・暑いです。真っ盛りです。
 これでも梅雨明けじゃないんですか?
 

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鳥類の来院の方法について

 ときおり、数年に一度くらい、輸送中のトラブルにより来院時既に死亡しているトリ達というのが現れるので、(その様な事故を回避するために)トリ達を連れて来院する時の方法について、いくつか紹介いたします。

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(図1.ダンボール箱での来院例。上から何らかの蓋をして(暗くして)、トリが周囲の様子に驚き暴れたりしない状態で連れてきたとすると、この方法は最も無難な来院方法になる。往復で数時間程度の移動ならば、通常、餌や水は要らない)

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用語解説 予後

 手術後の患者の状態や、病気・創傷の将来的な状態、特にそれらの状態に関する見込み、を意味する医学用語である(Wikipedia調べ)
 

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毒蛇咬傷(マムシ)

 日本に生息する毒蛇の内、当地に生息しているのはマムシとヤマカガシです。ほとんどの毒蛇咬傷は、上顎の先端に鋭い2本の毒牙を持つマムシによるものであり、本種はヒトや動物の接近によって攻撃的になり、咬みつきます(図1,図2)。通常、ヤマカガシは奥歯に毒を持ち、攻撃的な性質ではないので、無理をして捕獲しようとしない限り咬傷による被害は起きないとされています(図3)。

20100908毒蛇咬傷(マムシ) (2)20100908毒蛇咬傷(マムシ) (3)20100908毒蛇咬傷(マムシ) (7)
(図1.マムシの頭部と口腔内の毒牙)

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“フクロウの下痢”について

 “猛禽類”とは、鉤(かぎ)状の鋭いクチバシと鉤爪を持ち、小動物や他の鳥類を捕食するトリ達(デジタル大辞泉より)に用いられる集合名であり、この中にはタカ目、ハヤブサ目、フクロウ目という生物学的に異なる3つのグループに属するトリ達が含まれています。
 

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『キズナイーバー』 ぁ~、青春だねえ。

2016-05-09 17.14.25
 5月9日(月)

 雨。

「まあ、そういう事だべ」

「あるんですねー。うちのイヌなんか、ミカンの木の下でミカンが腐って落ちるのずっと待ってます。夏みかん」 

「全ての尺度を、おまえんちの化け犬に適応してはいけないなー。小型犬でサクランボの種子10個は、やっぱ、まずいべ。モモやプラムもだぞ?」

「そうなんですねー」

「果実ではなく、種子に毒がある事になっている。ましてや小型犬で、人間でいう10代相当だからな・・・嘔吐に下痢、いかにもだろ?もちろん、甘いモノを大量に食べた事自体が下痢の原因でもいいけどね」

「この辺の家の庭、必ず果物植えてありますもんねー」

「うちの庭のサクランボなら、3粒食った頃には、全部トリ達に丸坊主にされてたぞ?よーく見るとな、木に種子だけが残ってぶら下がっている」

「・・・(^^;」

 どういう犬達が“当たる”のか知りませんが、レーズンでもキシリトールガムでも、何故か死ぬイヌが出ます。よく、中毒量の記載がテキストに紹介されているけれど、“当たらなかった犬”というのが現れるので、因果関係がよくわかりません。
 

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(動物用)医薬品等の個人輸入

 海外文献などで紹介されている(動物用)医薬品等は、国内で承認されていない医薬品(無承認医薬品)である場合や、既に海外では安価なジェネリック医薬品が流通しているといった背景から、インターネットを通じた個人輸入によって、海外から直接これらを獣医師でない個人が入手出来る事がある様です。

個人輸入
(図1.海外からの個人輸入によって入手した製品が、動物病院で使用されている事は、よくある)

 

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Peregrine wasting syndrome

 本疾病は、2014年に英国人獣医師らによって報告された(1)、ハヤブサ(Falco peregrinus)とそのハイブリッドに見つかった炎症性の腸疾患です。
 本邦において、この様な疾病の発生の報告は無いのですが、海外からの輸入個体の中にこうした疾病に遭遇するケースがあるかもしれないので、紹介のみさせていただきます。
 

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そろそろ・・・

 かれこれ10年ほど、このブログを続けてまいりましたが・・・世間で、詳述された情報がいくらでも手に入るようになり、獣医療系の“お役立ち情報”の更新というのが、すっかり無くなってしまいました。
 日々、駄文の更新を繰り返していてもあまり意味が無いので、ここいらで毎日の更新を打ち切ろうと思います。

 時々、思い出した様に何か小難しい事が書かれているかもしれませんが、それはおそらく数ヶ月に一度か、もしかしたら1年に一度以上間隔の開いた更新になると思われます。
 長らくのご愛読、誠にありがとうございました。
 時々、忘れた頃に、また思い出した様にのぞきに来ていただけたら幸いです。

                                2016年4月7日記
                                わたらい

2015-11-21 14.01.08

鳥類のマイコプラズマ感染症 (Avian Mycoplasmosis)

 鶏病では“鶏マイコプラズマ(Avian Mycoplasmosis)”という表記が用いられますが(1)、“Avian Mycoplasmosis”にはニワトリ以外の鳥種になると定訳が無いので、本稿では、ヒトでよく見かける“マイコプラズマ感染症”という表記を用いております。
 

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『Dimension W』 い~い感じに終わったじゃないか!

2016-03-31 12.52.19
 3月31日(木)

 晴れ。

 もうやらないつもりが、また一編、猛禽類の記事を書いちまった昨日に引き続き・・・暇。
 でも、さすがに書く事が無いというか、やる気がない。
 はて・・・フィラリア予防のシーズンでは、ないのだろうか(ーー;

 ゲームしよ。ゲーム。

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猛禽類のウイルス感染症

 ここに挙げる各種の感染症は、一般の猛禽類の飼育者がおそらく遭遇する事のない病気であり、獣医師自身も(診療をする機会が無いので)正しく診断が出来るとは限らない病気の群れです。ただし、過去に本邦で発表された著述の中には(おそらくは誤訳によって)、誤解されている不正確な情報も多かったので(1,2)、その情報の修正と猛禽類の感染症の予備知識を提供する目的で、(猛禽類の)感染症について調べようとした時に遭遇するかもしれないいくつかの有名な伝染病について(3)、簡単な解説を行います。
 

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副鼻腔炎

 副鼻腔炎は、“くしゃみをするトリ”や“鼻水のトリ”に対して使う事の多い名称です。ただし、“副鼻腔炎”は病名ではなく症状名なので、元となった病気の症状の一つとして、この異常は捉えられていなければなりません。

鼻出血
(図1.ボウシインコの鼻出血。この患者は、副鼻腔炎によって頻繁に自身の鼻の周囲を気にしていた)

 

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毛引き症

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“嗉嚢(そのう)の病気”

 おそらく全国的に、かつて一世を風靡した検査とその診断名に“嗉嚢(そのう)検査”と“嗉嚢(そのう)炎”というのがありました。嗉嚢(そのう)の検査自体は現在も行われておりますが、“嗉嚢(そのう)炎”という症状名あるいは疾病名については現在では使わなくなってきておりますので、その背景について説明いたします。

ラセン菌
(図1.嗉嚢(そのう)内容物中に見つかったラセン菌。Campylobacter spp.感染症を疑う症例)

 

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総排泄腔脱 (総排泄口から脱出している諸臓器)

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関節通風

 痛風には、尿酸結晶が内臓に沈着する内臓痛風と、関節に沈着する関節通風があります。パラキート(セキセイインコやオキナインコなど)やオカメインコでは、関節痛風が破行のよくある原因の1つになります。

20110820 009
(図1.オカメインコの関節通風)

 

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Splay leg

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肝リピドーシス(脂肪肝)

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アテローム性動脈硬化症

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多発性骨化過剰症

 繁殖期の雌鳥に見つかる生理的な変化に、骨髄骨があります。この骨組織は、卵殻形成時のカルシウム調整に関わる事が古くから知られています。この変化は、主に大腿骨と脛足根骨に現れます。
 一方で、産卵をしていない雌や、雄のセキセイインコにも、多くは上腕骨や大腿骨に、生理的な骨髄の骨化に似た現象が生じます。これを多発性骨化過剰症と呼びます。この名称は、正しくは病名ではなく症状名になります。

セキセイインコ雄多発性骨化過剰症
(図1.雄のセキセイインコの精巣腫瘍で見つかった多発性骨化過剰症。精巣腫瘍では、腫瘍の成長に連れてアンドロゲンの産生が減少するので、エストロゲンが優位になる。患者のろう膜には雌性化の徴候が認められ、レントゲン撮影を行うと、本来なら雌鳥にしか見つからないはずの骨髄骨が認められる様に成る)

 

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低カルシウム血症

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マクロラブダス症

 マクロラブダス症は、以前の名称をメガバクテリア症、あるいはAGY症(avian gastric yeast)と言いましたが、現在では細菌性疾患ではなく、酵母のMacrorhabdus ornithogaster(以下マクロラブダス)による前胃ないし筋胃の疾患(proventricular disease;PVD)である事が分かっています。
 

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前胃拡張症(PDD)

 前胃拡張症(Proventricular Dilatation Disease (PDD))は、1977年に初めて診断された、非常に複雑な疾病です。本症は、コンゴウインコ類の消耗性症候群(macaw wasting syndrome)、インコ・オウム類の消耗性症候群(psittacine wasting syndrome)、インコ・オウム類の前胃拡張症(psittacine proventricular dilatation disease(PPDD))、腸管筋神経節神経炎(myenteric ganglioneuritis)、前胃肥大(proventricular hypertrophy)、浸潤性内臓神経障害(infiltrative splanchnic neuropathy)、リンパ形質細胞性脳脊髄炎(lymphoplasmacytic and encephalomyelitis)としても知られていました(1)。

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プロフィール

わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

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