『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』助手のヤツは、何でこんなものが見たいんだ?

2017-06-28 11.08.07
 6月28日(水)

 雨。

 ギャンギャンと悲鳴を上げるわんこに辟易し、結局、昨夜の内に一人で骨折のオペ・・・動揺を固定する処置さえ済ませてしまえば、痛みは最小化する。
 確かに、痛がらなくは成った・・・が、眠い。
 せっかく人を雇用していても、夜中に一人で仕事を済ませてしまうようでは、使う機会が巡って来ない。
 まあ、ここいらで、完全にソロの獣医に・・・というのが、近頃の希望です。

 でも、その為には、フィラリア予防と狂注、イヌやネコの避妊去勢(手術)を完全に辞める必要がある。
(それが出来ない以上、雇用もお金の循環も維持しなければならない・・・が、キツイばっかで、あまり楽しくない)
 さすがにそこまでやると、顧客の皆様に迷惑をかけすぎる・・・ので、いっそ、どこかで潔く廃業する日を模索するのであります。


2017-06-27 18.55.362017-06-27 18.55.04

 借金も終わったし、ここいらが節目・・・これまでは“どうやって生きるか”が日々のテーマでしたが、これからは“どうやって死ぬか”がテーマだと思っています。
 死ぬまでの間どうやって過ごすのか、どういう終焉を迎えるべきなのか、とても大事なテーマです。

2017-06-28 09.23.05

 この何年もコツコツ行ってきた、そしてこれからもそうしていこうとしている“生活の最小化”というのはつまり、未練をあきらめ、執着にオサラバするための作業です。
 “今までありがとう。キミタチはもう十分だ”・・・と、色々あきらめ、日々お別れを済ませていきます。

 こういうの・・・一般的な宗教は、死ぬための指南書、その道程を記したマニュアルであると解説されますが・・・その実践です。
 べつに、写経をして過ごすのが死を迎えるための準備などではない。
 そもそも、特定の神様なんぞ、拝んだ事もない(^^;

 けっきょく、“生きる”というのは欲があってこそ成り立つモノであり、“生きる”には欲が必要なのです。
 美味いモノが食いたい、いい家に暮らしたい、マンガに埋もれて暮らしたい、あと100万円儲けるんだ(!)、車といえば○○だ(!)・・・欲の形は何でもいいのですが、そういうモノが無いと、明日を生きる原動力が湧いてこない。
 いえ、モノというのはジャンジャン増えて、生きている間に貯まっていきます。

2017-06-28 11.09.11

 とうとう自分もそうなったか・・・と、自覚するようになりましたが、子供の頃から習慣的に読んできた各種マンガ雑誌、読まなくなりました。
 自分よりも少し年が上の人達を見ていて感じてきた事でしたが、自分もそうなりました。
 興味の対象が他に移るくらいならどうという事はないのですが、マンガが面白くない→読まなくなるというのは、つまり、新しいモノを許容する感性だか能力、周囲への関心・・・そういうモノが失われ出した兆候である様です

 なんでもないモノが面白く感じられたりしない代わり、どうかするとイライラしてみたりする。変化を嫌う・・・老人です。どっからどう見ても。
 とうとう、自分もそういう事を自覚する年齢に到達したようです。
 なにしろ・・・週刊少年ジャンプが、ちっとも面白くない!

2017-06-28 11.10.22

 とにかく、周囲にモノを増やさぬように、むしろ減らして、小さく小さくまとまって・・・良い感じに磨り減ったところで果てたい。
 そういう最後が希望であります。

 小鳥の診療だけでは食ってはいけないけれど、老人の余生の過ごし方として考えたら、割と無難だと思っているのですが・・・どうなんでしょうかね?
 そういう事を考えるのです。

2017-06-28 13.52.19

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わたらい先生

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ま、いいじゃないか(^^;

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