ウズラ卵、食べてますか?

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 ああ、ハリポタが懐かしい・・・。
 世間では、第二次フクロウブームとでも申しますのでしょうか、フクロウの飼育羽数と来院数が増え・・・今年は酉年ということも手伝ってか、ハリスホークのメディアへの露出が増えているそうで、この鳥種も再びブームが訪れるのでは(?)という下馬評まで流れているほどの、空前の猛禽類ブーム・・・が、来るかもしれない、今日この頃です。

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 10年ひと昔と申しますが、おそらく10年以上前にあった猛禽類のブームの頃と今を比べると、大きく異なっていると感じるのは、飼料用ウズラの流通状況です。とにかく、手に入りにくくなりました。
 円高による飼料の値上がりや高齢化、毎年とは言わないまでも時折発生した高病原性鳥インフルエンザの影響なども忘れてはいけません・・・によって、ウズラを扱う農家が自主廃業していき、今では、残っている農家がとても少なく感じる様になりました。

 大勢の猛禽類の飼い主の皆様がウズラとの接点を持つとしたら、それは飼料としてのウズラという事になるのでしょう・・・が、そのウズラたちは、普通は、卵を採っていたウズラの成れの果て、“廃鶉”と呼ばれるモノです。
 つまり、飼料用のウズラの流通量とは、ウズラ卵の流通量に引きずられて増えたり減ったりしていたという事になるのですが・・・近頃、ウズラ卵を食べたという人達は、どれ程おられるでしょうか?

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 ウズラ卵の生産で有名な豊橋市とその周辺では、蕎麦やうどんなどを頼むと、必ず生のウズラ卵が付いてきて、これをつゆに入れて食べます。他にも、寿司ネタや茹でたウズラ卵をフライにして提供するなど、日常的なウズラ卵の消費の多い地域です。
 こういう食文化は全国でも珍しいそうで、(僕などは、かなり食べているつもりでいたのですが)地元のみならず全国的にも、ウズラ卵の消費は減る一方なのだそうです。

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 そんなわけで・・・。
 猛禽類を飼育している人達は、飼料用のウズラを買うだけでなく、毎月1パックでいいからウズラ卵を買って、ウズラ全体の飼育量が減らないように、ウズラ卵の消費に協力してあげたらいいのではないかと思うのです。

 いざとなると、ウズラが手に入らなくなった時のために、ひよこやマウス、どうかすれば馬肉にカルシウム、スーパーの鶏肉に各種サプリメントといった代替飼料も食べるように、猛禽類の食餌に対する刷り込みを終えておき、普段からローテションを組んでおくということも言われてはいるのですが、コレは意外に難しい作業になる事があるので・・・みんなで国産ウズラ卵を食べて餌用のウズラが無くならないようにしよう(!)という事も言ってしまうのです。

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 ちなみに、写真に写っているウズラ卵は、一袋198円です。
 あまりにも安すぎて大した延命にはならないかもしれないけれど、ショップの方でウズラを増やし育雛し販売を行うというのは、かなり無理があるので、フツーにウズラ卵の消費によってウズラ農家を支援するのです。

 いずれにせよ、飼育されている猛禽類の羽数に対して、飼料となるウズラの供給量がそれを完全に満たす事が出来ないという状態は、しばらく続くか常態化していくのではないかと予想されます。
(付記。昔はひよこもよく与えられていた飼料でしたが、いつの間にか食餌として与える飼育者が減り、まるでウズラでなければ猛禽類の餌ではないかのような雰囲気に成ってしまったのは、最近のお話です。だから、ひよこを与えるのは、別に間違った事・体に悪い事をしているわけではありません)
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ま、いいじゃないか(^^;

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