マンソン裂頭条虫卵


マンソン裂頭条虫卵

 日常的に遭遇する条虫(サナダムシ)の中で、通常の検査によって寄生虫卵が検出されることのある、ほぼ唯一といってよい条虫が、本種です。
 この寄生虫は、イヌやネコがカエルを食べることによって感染します。
 この寄生虫との遭遇には地域差の様なものがあるそうで、同じくカエルを食べると感染する事のある壷形吸虫卵の方がよく見つかる地域というのもあるそうです。当地では、“どちらの”という事は無いらしく、どちらの寄生虫にも全く遭遇しない年があってみたかと思えば、マンソン裂頭条虫卵がよく見つかってみたり、壷形吸虫卵の方が、あるいは両者が共によく見つかる年というのがあります。
 マンソン裂頭条虫卵は肺吸虫卵と似ている事があるので、この寄生虫と誤診している場合があります。ただし、幸いにもこうした寄生虫の駆除は、使用する駆虫薬が同じになるので、間違っていたとしても結果に変わりはありません。

マンソン裂頭条虫

 マンソン裂頭条虫以外の条虫種は、その生態から、あまり犬猫の糞便中に寄生虫卵が見つかって来ない種になるので、虫体の排出のみによってしか、その感染を知り得ない場合があります(写真は、ネコがおしりから“排泄”したマンソン裂頭条虫)
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わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

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