マダニの咬着

マダニ咬着20080626

 一般に“マダニ”と言いますが、この寄生虫には“フタトゲチマダニ”のように数多くの種が存在しており、これらを一つにまとめて“マダニ”という呼び方がされています。
 この寄生虫は、雑草の葉の裏などに潜んでおり、熱や二酸化炭素(つまり、動物の吐く息)に反応して宿主に向かって落下します。感染の時期は暖かい時期全体を通じてという事になるのですが、ノミに比べると涼しい時期によく見つかります。

 マダニの咬着はどの動物でも見つかるのですが、特に多いのはイヌです。一般に1~2匹がイヌの顔や前肢の足先などに付いているのが見つかる程度が普通なのですが、盛夏になると、動きの鈍くなった屋外に繋留されている老犬や病犬に数十~数百という数で大量に寄生しているのが見つかる事があります(写真)。この様な場合、マダニ1匹が吸血する血液量は極少量なのですが、全体として宿主が喪失する血液量はかなりのものになるので、宿主にとって致命的な状態を発生させてしまう場合があります。

 マダニは、コントロールの難しいいくつかの感染症をペットの動物やヒトに伝染す事があるので、気になる飼い主の方には通年の予防が推奨されます。
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わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

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