趾部の切断

 野生の猛禽類や鷹狩りに使用されているトリ達にとって、足の指の切断は“最後の手段”なので、術後、その個体が生活していく可能性が高い時にのみ実施し、それ以外のケースでは安楽死が推奨されます。

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(図1.趾部の欠損には様々な原因がある。このハイブリッドファルコンは、稼働中の重機に巻き込まれて足の指を失った)


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(図2.猛禽類の趾部は、皮膚の血液供給が失われると、皮膚のみならず深部にある筋肉や腱、関節までが壊死する事がある。この傾向は冬季に顕著であるが(Wing Tip(翼端浮腫)を参照のこと)、それ以外の理由によっても発生する事がある)

特記事項
処置を行ったのと反対側の足底部には、バンブルフット(趾瘤症)が発生し易くなります。

参考文献
1) 猛禽類,ハト,水鳥マニュアル, p159, 学窓社, 2003
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わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

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