門松も鏡餅もありません

2015-12-28 12.52.21
 12月28日(月)

 晴れ。

 ネコcast・断尾1。
 胃拡張捻転症候群1(脾摘、胃切開他、イヌ)。

 明日から、年末年始休業週間。本年最後の1日診療の日。
 正月の餅は食い終わったし、クリスマスの肉食ったし・・・やる事がないな(ーー;
 そうだ、年越し用にインスタント麺でも買って来よう。

 年末年始休業らしく、新患数件。
 それなりの内容なのは、電話しても出ない病院とかがあるからだろう。
 でも、椎骨の圧迫骨折なんて・・・いじれん(ーー;
 金と設備のある所なら、大手術にしてしまうのだろうか?

2015-12-28 14.56.03

 案の定だよね~。助手が帰るなり、飛び入りで手術。夜の十一時まで、一人で。まあ、飼い主さんに手伝ってもらいながら・・・。
 いえ、覚悟の上だったんですが、シビアな条件で・・・飼い主さん術野に向かって倒れてきたりとか、スッゴイ修羅場。でも絶対に一人じゃ出来ない仕事だったので、仕方がない。
 大型犬で胃捻転を、僕一人でっていうのは・・・(ーー;
 直前に、交通事故の猫の断尾やってるんですけど・・・(ーー;
?

 今、翻訳やってるのはスズメ目のトリ達の疾病ですが・・・鳥痘(APV)の関係で鶏痘(FPV)も調べている。
 以前からずっと気にしていたこの症例、カイセンでない事だけは確認したけれど・・・コレ、今考えると鶏痘だった可能性があった事に気付く。

 とある小学校の鶏群で発生したトラブルで、当時は完全に無償労働だった事に加えて、原因を追及しキチンとした診断を下す事によって微妙な問題が発生する場合があるので・・・仮に、“A小学校のニワトリから高病原性鳥インフルエンザが見つかった!”という事態を想定してもらえれば、分かるだろう。本業の所から見つかったのならいざ知らず、わざわざその辺の小学校から法定伝染病を発見でもしようモノなら、うちの病院なんか養鶏業者の焼き討ちに遭うかもしれん・・・結局、そういう所に検体を送ったりはしないで、対症療法に徹するというのが、ペットのトリ達を扱う場合のスタンダードという事になっている。仮診断のための、簡易キットとかも持っていたら駄目。

 なるほど、皮膚型の場合、媒介は蚊やワクモ、つまり吸血昆虫。イベント発生からむしろ時間が経っていれば、顔は治り、足の異常は残っていたというケースはあり得るんだねえ・・・だって、かさぶただもの。
 つまり、蚊の防除と適切な抗生物質の投与、足元にはクリームや角質溶解シャンプーなんかによる処置、(耐禍を促す意味で)栄養の保持なんかが“正しい治療”だった訳か。そうだよ、同じ空間にカメを放飼している池とかあった・・・。やっぱ、知識が経験を凌駕するっていう事は、あるんだねえ。


 

comment

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夜の十一時まで、一人でって大手術だったんですね。お疲れ様です。
飼い主さんも血とか内臓を見てクラクラと・・・

お疲れ様です

ゆっくり休んで下さい。
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ま、いいじゃないか(^^;

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