用語解説 ミュール

 本邦では馴染みの無い飼い鳥の楽しみ方に、“ミュール”というモノがあります。

 
 フィンチ間の亜種間雑種は普通に“ハイブリッド”と呼ばれますが、カナリアと野生のフィンチを交配した交雑種(wild finch x domestic canary)を、特に“ミュール(mule)”と呼びます。本来は鳴き声の美しいとされるゴシキヒワやズアオアトリとの繁殖能力を持たない一代雑種(それも鳴き声を観賞する為に雄のみが流通する)だったのが、 他の交雑種をミュールと呼んでいる場合や、以前ならミュールと呼ばれたであろう交雑種をハイブリッドとしている場合があるなど、用法は一定しません。

 赤カナリア(Red factor canary)は、ショウジョウヒワとの間に得たミュールを品種として固定していったモノです。 フィンチ間の交雑種であってもミュールと呼ぶ事がありますが、基本はカナリアの野鳥との交雑種に対して用いられます。

参考文献
わたらい訳, 『Raptors, Pigeons and Passerine Birds』(BSAVA, 2008)より 33章 スズメ目の鳥類;栄養および栄養性疾患(ver.5.5), 2015 

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ま、いいじゃないか(^^;

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