用語解説 カロテノイド

 カロテノイドというのは自然界に存在する色素の名称で、その種類は750種以上にもなると言われております(Wikipedia調べ)。
 具体的には、トリ達のクチバシや瞳、足や羽毛の色の内、赤、橙、黄色の元となる色素を総称してカロテノイドと言います。
Carotinoide
(Wikipediaより。様々なカロテノイド。これら以外にも、鮭の赤い身の色や蟹の甲羅の赤い色がカロテノイドによるモノです)
 カロテノイドにメラニンが加わると、緑色や茶色、あるいは黒という色彩が加わるのですが、ここでは省略いたします。

 現在ではカロノイドと表記されますが、以前はドイツ語表記でカロノイドと表されていました。同様に、カロテノイドの一つであるβーカロンはβーカロンでした。

 カロテノイドはβ-カロテンなどのカロテン類と、ルテイン、カンタキサンチン、アスタキサンチンなどのキサントフィル類に分けられます。
 鳥類はカロテノイドを体内で生産する事が出来ないので、 カロテノイドを食餌から摂り入れる必要があります。ルテイン、ゼアキサンチン、β-カロテンは、最も一般的に食餌中(葉、花、果実、種子、昆虫)に見つかるカロテノイドです。多くの鳥種が、これらのカロテノイドを吸収し、その構造を変更することなく直接自身の羽毛に沈着させます。 一方で、カロテノイドの構造を変化させて(その色を)着色に利用している鳥種もおります。

参考文献
わたらい訳, 『Raptors, Pigeons and Passerine Birds』(BSAVA, 2008)より 33章 スズメ目の鳥類;栄養および栄養性疾患(ver.5.5), 2015 

comment

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
QRコード
QR