『DOG DAYS"』 たまには、ほんわかした作品も、見るよ~

2015-03-16 16.13.03
 3月16日(月)

 くもり。

 ネコspay1。


「うおおお!アナザーなら死んでいた!」

「なんですか、それ?」

「『アナザー』だよ。この名前なら、やっぱそう言うべき」

 “つかまった“野良猫の避妊手術、こちらが怪我をしないように、最小限の手間で保定ケージに移し替える・・・も、右手には、ざっくり裂傷1.5センチ。流血こそソレナリだけど、皮膚を切っただけなので、まあ・・・。

「アニメですか?あ~、そういえばそんな感じの飼い主さんだったかもしれませんね」

 アナザーのあらすじについて語る院長。つまり、このネコの名前は、その作品のヒロインと同じだ。

「ふうん」

「なんだ?その、“わたしは、オタクに対しても寛容な態度がとれます”な顔は!」

「だって・・・先生、オタクなんですか(^^;」

「おうよ、オレ達の世代は、保育園で絵本の朗読を聞かされる代わりに、アニメを見せられていた世代だ(嘘)」

「へえ・・・(^^;」

 いや、『Another』(アナザー)は、それなり面白かったよ?



 摂食嚥下障害。
 初めは、ミキサー食(流動食)の嚥下から開始し、嚥下食(粗びき→ひとくちサイズ)、普通食(もぐもぐゴックン)へと“難しく”していくのが、ヒトの摂食嚥下障害に倣ったリハビリテーションの手順。

 撮影時、嚥下の際の違和感を無くす為に、器にはひとくち分の刻んだウズラ肉を一々入れ直しています(だから、“正常に”、達者に食べる事が出来ている様に見える)。この行為は、通常の使役中に鷹を拳に呼ぶ作業と同一になる事があるので、実際に、潜在的に異常のあるトリが居たとしても、区別が付きません。
 (わざわざ、そういう事を“試そう”とは普通は考えないかもしれないが)もっと大きな、刻んでない肉片や、大量の肉(キザミ)を食べさせると、“出来ない”事が明らかになってくるのですが、単純に“餌を食べるのが下手なトリ”というのもおります。余程の状態に成らないと発見されないで、いつの間にか“死んでいた”という種類の異常だったのかもしれません。

すもも体重

 体重の急激な減少に歯止めをかけるべく、各種医療行為を行ってみたものの下降は止まらず、体重は徐々に下がって行きましたが、餓死の手前まで消耗した後、なんとか増体が始まりました。どの治療薬が功を奏したのか判然としませんが、“時間稼ぎ”の役には立っていたのでしょう。

 昨年、同種の鷹が同様の異常で来院した際、経済的な理由により僕は安楽死を勧めました。当時は推測でしか説明していませんでしたが、実際にやってみると具体的な治療費が分かります。
 現時点で(まだ異常は続いている)、ちょうど最近出ていた“大特価”の別種の鷹と同額くらい(10~16万円程度?)、もう少し頑張れば、同種の鷹を“買い直し”ても同じになってしまいます(実際にはもっとするのだけど、“後遺症”を気にする必要のない新しい鷹が、年によっては、同額くらいの値段からでも手に入る事がある)。
 一般の飼い主さん相手に、治療を勧める理由はありません。おそらく、その過程(過酷な治療と検査)を目の当たりにした時点で、“ココロが折れる”ことでしょう。

2015-03-16 11.34.35


「まだ、11時過ぎたばかりですよ?」

「いいや、すぐソコだ。誰も来ん。今日こそ、幕の内弁当を買う」

 よく利用しているスーパーは、車で往復5分くらいの場所だけれど、お昼の弁当は総菜の流用で作るので大した数はなく、午後1時にもなれば売り切れているのが普通だ。ただし・・・

「ここの幕の内ならな、かなりのおかずがある上に、米は粥に直して、昼食と夕飯に分けるのだ。かなりの量になるぞ?」

「ふうん。そうですか・・・」

「さらに、70円の野菜かき揚げを付けても500円。味噌を溶いて一緒にぶち込んで煮れば膨れるので、十分な量とカロリーが確保出来る!」

「毎日やるんですか?」

「もっと安くするだけなら方法はあるけどな、あっさり食中毒状態に成ってみたり風邪引いてみたり、胃が痛くなったり・・・ろくな事がなかったので(かえって高くつく)、“食べられるモノ”で工夫するように、心がけているのだ」

「・・・」

「なんだ、その呆れた顔は!」

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ま、いいじゃないか(^^;

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