野鳥カルテ

 “飛べないハト”の相談。
 →幼若鳥、成鳥、傷病の有無の確認後、放野方法について指導。

放野方法放野方法


 このところ何件かあった相談は、放野に関する質問。
 簡単な話、この方法(↑)が理解出来ない人は、野生動物を保護しても、自身で世話する事なく、”そういう所”に持って行ってソレで終わりにするべき。

1,保護された野生動物は、一時的に“飼養”される。
→ダンボール箱など、その個体が損傷しない飼育方法。

2,食欲元気、飛翔能力等の生活能力が確認された当該個体は、放野されるべき周囲の環境が見える状態で、生活出来る範囲(暑くない、寒くない、強い風など)の自然環境下で、周囲に慣らす為に、屋外飼育される。
→写真のような?

3,頃合いをみて、ケージの入り口は開放され、自由に出入りが出来る状態で生活させる。
→この時点で“放野”。あとは姿を見かけなくなれば“放野終了”。

 当然ながら、この程度であっても、押さえておくべきツボはいくつもあり、それが理解出来なければ、目的の状態に持って行く前に、そのトリなりは、ボロボロに成るか怪我をするか・・・
 分からないヒトに説明をしても、実際にその“教育”には、年単位の経験の蓄積を要するはずなので、時間の無駄で終わりやすい。

 現実、保護した時点で、その野生動物はどこかの施設に預けるか、そのまま放してくる事(おそらく、他の野生動物の餌に成るのだろう)の方が大事。そういう事を、僕の所に来る前に話をした方達は、説明しなかった様だ。
 いじらせちゃったら、そのトリは飼ってもらうか死亡するかくらいしか選択肢が残らない。

 正しく、野生で生きていける可能性ある状態でその生き物を維持し、放す事の出来るヒト達は、そんなにはおらん。誰にも出来る事じゃない。
プロフィール

わたらい先生

Author:わたらい先生
ま、いいじゃないか(^^;

リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
アクセスカウンター
検索フォーム
QRコード
QR