「治せるのか?」


わたらい先生の憂鬱


 トビが収容されました(↑)。

 トビは、“死んだふり”をするトリですから、この状態で運ばれて来たからといって、必ずしも諦める必要は無く、慌てる必要も無い。

 正しく、身体検査なぞして、瀕死なのか、フリなのか、見分けていきます。


わたらい先生の憂鬱


 餌まで食べるこのトリの問題点は、骨折でした。

 さて、問題。


 このトリは、手術適応すべき、諦めるべき(断翼ないし安楽死)?


わたらい先生の憂鬱


 ここで、骨折部位とおぼしきの、羽毛を掻き分けていきますと・・・

 すごい臭いですね。

 硬い(ミイラ化)。

 既に時間の経過した解放骨折で、組織は乾燥と腐敗によってアウトでした。



 ポイントになるのは、こういうケースを、ろくな身体評価もしないで、レントゲンだけ見て、ダラダラと放置してみたり、治りもしないのにピンを入れてみたりしない事。

 選択肢は、断翼による終生飼育か、安楽死です。

 もしも、細胞や組織の生きている状態であったら、テープ固定は行わないで、ピンニングによる経過観察が必要です。

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ま、いいじゃないか(^^;

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