横断中のカメ


わたらい先生の憂鬱


 秋は、陸上を移動するカメを見かける事のある、季節です。

 夏の間、それぞれ、水田等で過ごした個体達が、いつもの越冬場所に向かって、集まって行くんですね。

 

 飼育下のカメ達と違い、本来のカメは、生活に広い面積を必要とする生き物で、その生活空間は、陸上を含みます。

 そのため、道路等による移動ルートの寸断は、時として命がけの大冒険を、カメ達に強いる事になります。

 諦める事をせず、わりと頑固に、昔から利用しいる場所を、AからBへ行き、BからAへと戻り、何年も、何十年も、カメ達が同じ往復を繰り返すらしい事が、研究によって分かって来ています。


 もしも、路上でカメを見つけたら、進行方向に向かって“横断”させてあげるのも、やり方かもしれません。

 引き返して、手近な池などに放り込んでおきますと、また出てきて、横断を試み、路上で跳ねられていたりする、難儀な生き物です。


 自然絶滅の可能性もある、ニホンイシガメの話です。

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ま、いいじゃないか(^^;

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