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次の病院のお休みは、2018年11月15日(木)です。

診療時間
9:00~11:30
16:00~18:30
電話番号0531-37-1501

やむを得ない事情により、突然の臨時休診があるかもしれません。
毎日、土曜日曜祝祭日も、上記時間帯で診療を受け付けております。

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重要なお知らせ

 2019年5月25日をもって、当院では犬猫の避妊手術や去勢手術の受け入れを終了いたします
 ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

2018-02-07 08.20.24

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『はたらく細胞』ガンですか。何気に、良い話っぽくまとめておりますねえ(^^;

2018-08-20 10.30.43
 8月20日(月)

 雨のち晴れ。

 玄関先に貼ってあった“熱中症に注意”の貼り紙を、剥がす。
 今夏は実に暑かったけれど、ぼ~ちぼち、大丈夫かと思いまして・・・。
 くれてやったら、インクの臭いに執着する八兵衛(はちべえ)が、食っちまった。
 もう、再掲示はないかな?
 どうだべ?

 来院したオオタカ、今年産まれのオス。
 鳴かないオオタカだった。
 うん、よさげな・・・。
 いいねえ・・・。

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『衛府の七忍』なんだか、すごすぎる!

2018-08-19 17.56.39
 8月19日(日)

 晴れ。

 飼い主が悪いというわけではない部分も多いけれど、囲碁将棋で言う所の悪手、つまり“ヘタを打った”という病院のかかり方。
 色々あるけれど・・・。

1)医者を怒らすな!
2)転院。

 便宜上1,2と番号を振るけれど、どちらが上位という事もなく、どちらも悪手だろう。
 感情的に決裂するようなケースは論外として獣医だって人間だ、怒って何が悪い、転院というのは既に他院で何らかの治療や診断があっていじられているにもかかわらず、飼い主の言っている事が要領を得ないで、物事が後手に回りやすく、既に時間が経過している話であるならば、“末期的な状況です”とか“お金がかかります”とか、もうどうにも成らんことを告げる役にだけ立った獣医師として飼い主の印象には残ることだろう。
 何故かうちはちょくちょくあるけれど、1件目、2件目、3件目・・・くらいから先がうち、いや、もうどうにもならんですわ。
 いや、治せる場合もあっていいけれど、“金、かかりますよ?”、“授業料だと思ってください”、“(コスト的に)安楽死の話を先にさせて戴きます”・・・そんな事を、ちょくちょく話している。
 正直、飼い主と話をしていて、少ないコストでスッキリ治せるタイミングがあった事が臭わされると、もったいないなと思います。

 日曜日にもかかわらず、なんだか会計件数が多い。
 今日も忙し。

 テーブルの上に置いてあった、消えたアイテム。
 耳栓。
 八兵衛(はちべえ)のうんこの中から出てきた・・・今日も折檻だ!!

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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(11)

2018年1月8日―1月10日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
2018-01-13 13.25.25

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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(10)

2018年1月5日―1月7日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(9)

2018年1月4日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(8)

2018年1月1日―1月3日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。

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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(7)

2017年12月25日―12月31日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。

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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(6)

2017年12月23日―12月24日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。

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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(5)

2017年12月18日―12月22日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(4)

2017年12月11日―12月17日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(3)

2017年12月8日―12月10日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(2)

2017年12月4日―12月7日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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淡々と、黒塗りだらけの日記帳(1)

2017年12月1日―12月3日

 先日来のネット回線復旧までの足取り、日々の暮らし、病院のこと、それ以外はもっぱら鳥類の診療の様子などが書かれています。
 普段の当院の雰囲気が何となく伝わればいいので、具体的な個人名、地名、検査名、治療薬の名称や処置の方法(名称)、投薬量、どうかすると診断名や鳥種すら伏せてあります。そもそも、愚痴っぽいことは、あらかた伏せました。
 雰囲気だけ、そんなものを味わいたい方は、暇つぶしにでもどうぞ。
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パスワード入力について

 クリックしてもらうと分かると思いますが、当院を御利用の皆様であれば、容易に分かる様にしてあります。
 
 内容は、あくまでも当院の治療方針に沿ったものであり、他院での同様の方針や品質に基づいた診療を保証するものではありません。そのための、“当院を御利用の皆様であれば、容易に分かる”パスワードです
 当院を御利用にならない方々が記事の閲覧をするのは一向に構わないのですが、独自性の強い内容について述べられておりますので、この点について御留意くださいませ。

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血液検査の読み方

 ここで言う血液検査とは、血液生化学検査の事です(図1)。
 世間一般にある診療施設で行われている血液検査には、ひとつの特徴があり、さらに鳥類の血液検査という事になりますと、哺乳類の診療には無い独特な背景が加わります。

 来院していただいた飼い主の皆様には、簡単に、口頭でかみ砕いた話をするか、結論のみお知らせするように、できるだけ簡略な説明を心がけておりますが、それだけでは逆に不安を感じるという場合も当然あると思いますので、以下の様な詳しい解説も用意してみました。

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(図1.血液生化学検査の例。採血量に応じて、検査の項目数は増減する)


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小翼羽の変位

 素人目にも分かる異常で、「これはなんでしょうか?」と、ちょくちょく尋ねられる翼の変形に、小翼羽の変位があります(図1)。

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(図1.飛翔中のハリスホークの小翼羽。この小さな羽毛は、ある程度トリの意思で動かす事が出来る)

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ストレスライン

 “ストレスライン(stress line)”は、もう日本語に成っていると言っても構わないくらい、有名な羽毛異常を表す用語です。ストレスラインは、成長中の羽軸根への“様々な障害の結果”、羽板を横切る様に現れる線(ライン)です。線ではなく、帯(bar)とする記載されることもあります。イヌの股関節の評価の際に使う“ストレスライン”は、別の用語です。
 この用語には異表記があって、stress mark、stress bar、fault line、fret lineとも記載されます。

 臨床上、こうした所見は、換羽時にあった疾病の存在や栄養欠乏症、外傷あるいはなんらかの出来事によって、患鳥がストレスを受けた事を示唆している・・・といった捉え方をします。

2017-09-16 16.02.592017-09-16 16.03.10

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街路樹を探すと


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街路樹を探すと2


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街路樹を探すと3


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飛び立つ


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木漏れ日の如く

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調度


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三猿ならぬ・・・三梟


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三猿 ならぬ・・・三梟2


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投薬の実際(便利なしつけ)


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 必要な量の薬を、ストレス無く、確実に与える投薬の例。
 この方法を実行するには、事前に“しつけ”が行われたトリである必要があります。

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ウズラ卵、食べてますか?

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 ああ、ハリポタが懐かしい・・・。
 世間では、第二次フクロウブームとでも申しますのでしょうか、フクロウの飼育羽数と来院数が増え・・・今年は酉年ということも手伝ってか、ハリスホークのメディアへの露出が増えているそうで、この鳥種も再びブームが訪れるのでは(?)という下馬評まで流れているほどの、空前の猛禽類ブーム・・・が、来るかもしれない、今日この頃です。

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マンソン裂頭条虫卵


マンソン裂頭条虫卵

 日常的に遭遇する条虫(サナダムシ)の中で、通常の検査によって寄生虫卵が検出されることのある、ほぼ唯一といってよい条虫が、本種です。

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肺吸虫とクロベンケイガニ

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 肺吸虫というのは、文字通り肺に寄生する寄生虫になるのですが、感染した動物が喀痰(たん)を飲み込むことで糞便中に寄生虫卵が見つかる様になるというユニークな生活環を持った寄生虫です。
 この寄生虫の感染には、中間宿主となる生き物が必要です。終宿主であるイヌやネコは、中間宿主である生物を食べる事によって肺吸虫に感染します。
 中間宿主にはザリガニやモクズガニ、サワガニなどが紹介されている事が多いのですが、おそらく当地で一番ありそうな中間宿主は、海の近くの草地や山林、川などで見かけるカニです。寄生虫学の教科書には、“汽水域のカニ”という事で、写真にある様なクロベンケイガニが紹介されております。ただし、実際には、アカテガニの様な他のカニの場合でも、この寄生虫の感染は起きているのではないかと考えられます。

 (本当はそうでもないという事はあるかもしれないが)どちらかというと、こういう生き物を食べる機会はネコに多い様です。
 つまり、この辺りの土地で、特に海の近くで暮らすネコさん達は、カニを食べてこの寄生虫に感染している事があるのです。

参考文献
新版家畜寄生虫病学, 朝倉書店, 1984

猛禽類のクリプトスポリジウム症について

 ヒトの食中毒の原因となる原虫類に、クリプトスポリジウムがあります。この寄生虫は、(ヒトも含めた)宿主となる動物が排泄したオーシストを含んだ糞便で汚染された水や食物を摂取したり、この寄生虫のオーシストが付着した土、ヒト、物に接触する事によって感染します。この寄⽣⾍のオーシストは、プールや飲み⽔の消毒に使⽤される通常の濃度の塩素では死滅しないので、世界中で水道水を介して(ヒトの)集団感染が発生したという報告があります(1)。

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マダニの咬着

マダニ咬着20080626

 一般に“マダニ”と言いますが、この寄生虫には“フタトゲチマダニ”のように数多くの種が存在しており、これらを一つにまとめて“マダニ”という呼び方がされています。
 この寄生虫は、雑草の葉の裏などに潜んでおり、熱や二酸化炭素(つまり、動物の吐く息)に反応して宿主に向かって落下します。感染の時期は暖かい時期全体を通じてという事になるのですが、ノミに比べると涼しい時期によく見つかります。

 マダニの咬着はどの動物でも見つかるのですが、特に多いのはイヌです。一般に1~2匹がイヌの顔や前肢の足先などに付いているのが見つかる程度が普通なのですが、盛夏になると、動きの鈍くなった屋外に繋留されている老犬や病犬に数十~数百という数で大量に寄生しているのが見つかる事があります(写真)。この様な場合、マダニ1匹が吸血する血液量は極少量なのですが、全体として宿主が喪失する血液量はかなりのものになるので、宿主にとって致命的な状態を発生させてしまう場合があります。

 マダニは、コントロールの難しいいくつかの感染症をペットの動物やヒトに伝染す事があるので、気になる飼い主の方には通年の予防が推奨されます。

鞭虫卵

鞭虫卵

 イヌに、“いつまで経っても治らない”慢性下痢を引き起こす寄生虫の卵です。
 通常、繁殖施設の様なイヌの密度の高い場所で発生しますが、当地では、普通に飼育されている民家のイヌが、屋内飼育/屋外飼育を問わずに、感染している場合がある様です。

コクシジウムのオーシスト

犬コクシジウム20160707

 この寄生虫は、いずれの生き物であっても幼若動物で多く遭遇し、その生物の密度が高い場所を汚染します。
 つまり、イヌならば繁殖施設の子犬(販売されている子犬)、ネコならば牛舎や豚舎の出身の子猫が、この寄生虫を保有している事がよくあります。
 最近は、1回の使用でもコクシジウムを駆除出来る事のある、家畜用の効果の高い駆虫薬がイヌやネコにも使用されるようになったので、この寄生虫に遭遇する頻度は激減しました。

耳ダニ

20161021耳ダニ(イヌ)

 耳ダニは、イヌでもネコでも見つかる外部寄生虫ですが、イヌからイヌ、ネコからネコへと伝染り、イヌからネコ、あるいはネコからイヌへ伝染るという感染の仕方をしません。
 つまり、耳ダニは、イヌ同士、ネコ同士の接触のある場所で感染するのが普通です。この感染は、外気温や天候(雨や乾燥)の影響を受けるので、年によって遭遇の多い少ないがあります。

フィラリア陽性犬

20120329ミクロフィラリア

 感染後の年数が経過していないフィラリア感染犬は、直接鏡顕によってミクロフィラリアを検出する事によって診断出来ますが、少数寄生例や年月を経た感染では“オカルト感染”と呼ばれる状態に成るので、この方法では診断が出来なくなります。

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壷形吸虫卵


20161020壷形吸虫

 カエルを食べているイヌやネコの、お腹に湧く寄生虫です。ヘビやトカゲを食べても、感染があるかもしれません。
 当地は周囲が水田だらけの土地のはずですが、意外にもこういう寄生虫との遭遇は珍しいものになる様です。

鳥類の問題行動

 猛禽類の問題行動といっても、その説明にはインコ・オウム類の問題行動についての解説を理解する必要があり、必要に応じて双方の情報が利用出来なければなりません。
 ここで紹介しているのは、以前に『ハンドレアードとペアレントレアード』というタイトルで書いた、鳥類の問題行動に関する概説の加筆修正版です。
 

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問診の例(緊急性が高い場合)

 “突然元気の無くなったトリ”。つまり、急死しそうなトリが診察室に現れたとします。
 一般の飼い鳥、つまりインコ・オウム類と猛禽類では、同じ様で少し違う事を飼い主の方はたずねられるかもしれません。
 

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鳥類の来院の方法について

 ときおり、数年に一度くらい、輸送中のトラブルにより来院時既に死亡しているトリ達というのが現れるので、(その様な事故を回避するために)トリ達を連れて来院する時の方法について、いくつか紹介いたします。

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(図1.ダンボール箱での来院例。上から何らかの蓋をして(暗くして)、トリが周囲の様子に驚き暴れたりしない状態で連れてきたとすると、この方法は最も無難な来院方法になる。往復で数時間程度の移動ならば、通常、餌や水は要らない)

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有毒生物(ヒキガエル)


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 暖かい季節の早朝や雨の日に、古い集落の路上などで見つける事のあるカエルです。
 ガマガエルとかガマと呼ばれ、昔の忍者マンガに出て来たカエルです。
 陸棲種なので、地面の上で暮らし、繁殖の季節くらいしか水辺には現れません。
 私は存じませんが、トノサマガエルのように達者に泳いだりは出来ないと思います。
 

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毒蛇咬傷(マムシ)

 日本に生息する毒蛇の内、当地に生息しているのはマムシとヤマカガシです。ほとんどの毒蛇咬傷は、上顎の先端に鋭い2本の毒牙を持つマムシによるものであり、本種はヒトや動物の接近によって攻撃的になり、咬みつきます(図1,図2)。通常、ヤマカガシは奥歯に毒を持ち、攻撃的な性質ではないので、無理をして捕獲しようとしない限り咬傷による被害は起きないとされています(図3)。

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(図1.マムシの頭部と口腔内の毒牙)

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“フクロウの下痢”について

 “猛禽類”とは、鉤(かぎ)状の鋭いクチバシと鉤爪を持ち、小動物や他の鳥類を捕食するトリ達(デジタル大辞泉より)に用いられる集合名であり、この中にはタカ目、ハヤブサ目、フクロウ目という生物学的に異なる3つのグループに属するトリ達が含まれています。
 

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(動物用)医薬品等の個人輸入

 海外文献などで紹介されている(動物用)医薬品等は、国内で承認されていない医薬品(無承認医薬品)である場合や、既に海外では安価なジェネリック医薬品が流通しているといった背景から、インターネットを通じた個人輸入によって、海外から直接これらを獣医師でない個人が入手出来る事がある様です。

個人輸入
(図1.海外からの個人輸入によって入手した製品が、動物病院で使用されている事は、よくある)

 

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Peregrine wasting syndrome

 本疾病は、2014年に英国人獣医師らによって報告された(1)、ハヤブサ(Falco peregrinus)とそのハイブリッドに見つかった炎症性の腸疾患です。
 本邦において、この様な疾病の発生の報告は無いのですが、海外からの輸入個体の中にこうした疾病に遭遇するケースがあるかもしれないので、紹介のみさせていただきます。
 

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鳥類のマイコプラズマ感染症 (Avian Mycoplasmosis)

 鶏病では“鶏マイコプラズマ(Avian Mycoplasmosis)”という表記が用いられますが(1)、“Avian Mycoplasmosis”にはニワトリ以外の鳥種になると定訳が無いので、本稿では、ヒトでよく見かける“マイコプラズマ感染症”という表記を用いております。
 

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猛禽類のウイルス感染症

 ここに挙げる各種の感染症は、一般の猛禽類の飼育者がおそらく遭遇する事のない病気であり、獣医師自身も(診療をする機会が無いので)正しく診断が出来るとは限らない病気の群れです。ただし、過去に本邦で発表された著述の中には(おそらくは誤訳によって)、誤解されている不正確な情報も多かったので(1,2)、その情報の修正と猛禽類の感染症の予備知識を提供する目的で、(猛禽類の)感染症について調べようとした時に遭遇するかもしれないいくつかの有名な伝染病について(3)、簡単な解説を行います。
 

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副鼻腔炎

 副鼻腔炎は、“くしゃみをするトリ”や“鼻水のトリ”に対して使う事の多い名称です。ただし、“副鼻腔炎”は病名ではなく症状名なので、元となった病気の症状の一つとして、この異常は捉えられていなければなりません。

鼻出血
(図1.ボウシインコの鼻出血。この患者は、副鼻腔炎によって頻繁に自身の鼻の周囲を気にしていた)

 

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